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オーストラリア > ペンフォールド

ペンフォールド

 <オーストラリア サウス・オーストラリア>
 
ペンフォールド社
1844年、イギルスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールドは、サウス・オーストラリア州の主都アデレートの近郊マギルでワイン造りを開始しました。これがペンフォールド社の始まりであり、現在もこの葡萄園からは優れたワインが生み出されています。

オーストラリアワインのメーカーとして最も古い歴史をもつ会社のひとつであるペンフォールド社は、現在各地にワイナリーを持ち、数多いメーカーの中でも特に高級メーカーとしてその名を知られています。これからペンフォールド社が擁する各地のワイナリーから収穫されたシラーズ種を主体とし、厳選に厳選を重ねたもののみを原料にして造られているのが
グランジです!!


グランジは、単にペンフォールド社の最高級のワインということだけではなく、本国のオーストラリでもなかなか手に入らないと言われているほど最高傑作とされています。あくまでも深く濃厚なルビー色は紫色を帯びているようにも思え、芳醇なブーケは甘さを感じさせるはど豊かに立ち昇ります。骨太でありながら滑らかな味わいが特徴です。
 



ペンフォールド社では、創業者の名前を冠した手頃な価格の「ローソンズリトリート」〜「グランジ」に至るまで、全ての価格帯で最高の品質のワインを提供することをポリシーとしています。




創業の地 グランジ・コテージ
 
〜ペンフォールドの品質ポリシー〜
■チームワークでのワイン作り
ペンフォールドではチーフワインメーカーのもとにテーマ毎にチームが編成され、ワイン作りに当たっている。その中で、優秀なメンバーは幾つかのチームを経験し、次のチーフワインメーカーとしての経験を積んでいくことになる。
■製品ごとにワインのスタイル・味わいを決定する
同社の作るワインは品目毎に明確なスペックを持っており、ヴィンテージの変化にかかわらず味わいの統一が図られている。“BIN”ナンバーは「瓶熟庫番号」という意味であったが、現在では「仕様番号」としてラベルに表記されている。
■葡萄の持つ果実感を活かすこと
同社のワインを貫いているのは、完熟した葡萄の美味しさ、リッチな果実の風味。ワイン開発チームにはワイナリーのメンバーも加わって最適の葡萄作りを行なっている。
■オーク樽の風味を活かしたワイン作り
オーク樽に由来するヴァニラやスパイシーな風味をワインの風味に融合させること。初期の段階ではフレーヴァーの強いアメリカンオークが多用されたが、最近ではフレンチオークのエレガンスも取り入れられるようになっている。
 
 





ペンフォールド社は、その栄光の歴史は同社のチーフ・ワインメーカー達の歴史でもあります。初代マックスシューバートは1948年にチーフ・ワインメーカーに就任したのち1952年にグランジを上梓、その後Bin389などのワインを開発し、1975年に職を辞しました。続いて2代目ドンディッター(在任1973-1986)、3代目ジョンデュヴァル(同1986-2002)が後継者となり、2002年にチーフ・ワインメーカーを引き継いだのが
4代目となるピーターゲーゴです。彼は豪州醸造学の名門、アデレード州立大学ローズワーシー校で博士号を得たのち、1989年にペンフォールドに加わり、ジョンデュヴァルの薫陶を受けて2002年7月に第4代チーフ・ワインメーカーに就任した。就任以降ゲーゴは本拠のあるバロッサ・ヴァレーからペンフォールド発祥の地、アデレード近郊のマギルエステートに活躍の場を移してワイン作りに励むけだでなく、同社ワインの紹介と普及に注力している。米国のワイン専門誌「ワイン・エンスージアスト」で“2005ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”をオーストラリア人として初めて受賞した期待の俊英です!