ジェオグラフィコ

ジェオグラフィコ

イタリアトスカーナ

この農協は、１９６１年に古くから由緒あるガイオレ、ラッダ、カステッリーナという３つの農協が集まって設立されました。３００haの畑で２万hlのキャンティ・クラシコを生産しています。この地区の注目すべきワインを産する生産者組合のひとつです。他には、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノやヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノなどＤＯＣＧや、傑出した素晴らしい品質のヴィノ・ダ・ターヴォラを取り扱っています。また極めて良質のオリーヴ・オイルの生産者でもあります。ヒュージョンソン「ポケット・ワイン・ブック４版」に、『21世紀初頭に探し求めたいイタリアの産出業者』（キャンティ・クラシコ）の７軒のひとつとして掲載されています。

2000年からエノロゴとして若手のホープ、ロレンツォ　ランディを迎え、レベルアップを図っています。5年かけて醸造設備を一新させる計画で、発酵タンクを今までより小さくして、個々のワインにより適応した醸造方法をとることが出来るようにしました。さらに今まで熟成に使用していた伝統的な大樽は止めて、すべて500リットルのフレンチバリックに移行する、とのことです。また組合員が、今までよりもよりよい葡萄を生産するための技術指導（葡萄選別過程を設ける、収穫量ではなく面積に対して支払いをする等）にも積極的に取り組んでいます。また毎年15～20ｈａの畑の植え替えをしています。その成果がワインに現れ始め、、各国のワイン専門誌でも、ロレンツォ　ランディの名前と共に言及されています。　

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