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テヌータ・ディ・トリノーロ
テヌータ・ディ・トリノーロ |
イタリア・トスカーナ |
トリノーロぶどう園は、たった6haの畑から生まれます。ぶどうの樹が、まだ若いにもかかわらず、驚くほどの濃縮感があります!!
ワイナート誌で紹介され大人気となったトリノーロは生産量も少ないせいか入手困難なワインとなっております。
--ワイン造り--
◆独学の醸造技術◆
最初は2.5ヘクタールからはじめ、5ヘクタール、8ヘクタールと少しづつ増やしていった。醸造技術などは全て独学でボルドーの友人達から学んだ。「サンテミリオンへ行ったら、シュヴァル・ブラン、バランドローなどの友人と朝は朝食から晩は寝る前まで醸造の事、ワインに関する話ばかりしているよ!彼らからよく学んでる。持つべきは友人関係。」
今では葉の色を見るだけでも、葡萄が今何をしているかわかるという。
◆株密度9,000前後◆
植える際はフランスの経験豊かな専門チームを呼び寄せて植えた。植密度を上げるのは出来るだけ小さい房、実をつけさせるため。ワインはその土地、テロワールの凝縮、表現。もちろん土地だけではなく微気候など色々な要素が関係してくるがそれを表現する為にはこの植密度が大事だという。植密度が低く収穫量を落としてもうまく表現できない。
◆一本の木からたったの300g◆
5房。うちの葡萄は非常に小さく小粒なので。ヘクタールあたりは25hlの収穫で、ここからワインになるのは15hl。
◆樽について◆
新樽100%で熟成。期間はそれぞれ違う。木臭が少しでものさばった時点でコンクリート槽へ移してしまう。フランケッティ氏イは全ての樽から常時試飲している。個別差があるし、その状態によってミクロ・オシジェナツィオーネ(微酸化)などその他使い分けている。
◆剪定、樹齢,畑・グイョにする訳◆
木の成長抑制にはグイョが適している。フランスが木の仕立てをこれにしているのは単に地熱を生かす(イタリアに比べ寒い)だけじゃないという。葡萄への距離の短縮もあるが木の寿命にも関係しているのだそう。
◆肥料に関して◆
化学肥料は土地のバランスが崩れるから使わない、堆肥はきつ過ぎる。ゆっくりとソフトでなければならない。剪定伐採した蔓を特殊なバクテリアを撒いて早く風化させて必要な時使っている。これはアメリカのバイオダイナミック関係の薬品を扱っている業者から買っている。普通ならあまりにも長い間置いておかないといけないからだそうだ。
◆バイオダイナミックについての考え方◆
畑の持っている自然の力を引き出すという考え方には賛成だが、色々な星の位置どうのはちょっと美化、秘化し過ぎがなくはない。
しいて言えば、月に関してはいつも考慮に入れているらしい。樽移し変え、瓶詰めその他移動はワイン状態の良い時にしている。 |
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