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イタリア > カンティネ・ロナルド

カンティネ・ロナルド

カンティネ・ロナルドでは、今やイタリアでは
トップクラスの醸造家として知られる、
ロベルト・チプレッソ氏を醸造コンサルタントとして迎え、
マウリツィオ・デ・シモーネとの息の合ったワイン造りで、
最高品質のタウラージを造ります。
イタリア カンパーニャ
ロナルドファミリー↓
ロナルド家は古くからこのタウラージ地区で、ブドウ栽培、ワイン造りを営む家族経営ワイナリーです。
1999年名称をカンティネ・ロナルドとして、新たなワイン造りが始められましたが、伝統的な醸造は今まだ続けられています。所有する畑は僅か5ha。この地域では作付面積10ha以下の小規模な家族経営ワイナリーが多く、生産量は限られているものの、DOCGに相応しい最高品質のタウラージを産します。そしてこれまで不動の地位にいたバローロやブルネロ・ディ・モンタルチーノといったイタリアを代表するDOCGに肉薄する品質の向上を遂げています。品質の向上には発達した技術の移入も要因の一つとして挙げられますが、最も大きな背景は、そのテロワールのポテンシャルに多くの醸造家、エノロゴが注目したことです。このタウラージを造るマウリツィオ・デ・シモーネ(Maurizio de Simone)もその一人です。タウラージを造るアリアニコ種は、その昔ギリシャ人がその土壌の強さを見出し、ギリシャからもたらされた品種であると言われます。(アリアニコの語源は”ギリシャ”を意味する”ヘレニコ”がイタリア語風にアレンジされたといわれています。)そんなアリアニコは今やカンパーニャの土着品種として、また強い赤ワインを産む品種として広く知られています。強い土壌、ポテンシャルの高い土壌を十分に生かしたぶどう栽培こそ、マウリツィオ・シモーネをはじめ、今活躍する多くのエノロゴが注目している点です。つまりその土地のテロワールが十分に生きた土着品種、そして農薬や、最新の技術に必要以上に頼らないぶどう栽培、ワイン醸造こそ、今もっとも見直されるべきだと考えるからです。彼の育てるぶどうは、土壌や天候、そしてこの地域の微気候の恵みによって、強く、そして凝縮した果実となります。それは、微気候のある彼らの畑の特徴を知り尽くしているからこそ可能な自然農法です。そして、畑での仕事に始まり、醸造所でのワイン造りにも伝統を重んじた、手作りの精神で一本一本に自然と、そして作り手の温もりの宿るワインを産みます。 カンティネ・ロナルドでは、今やイタリアではトップクラスの醸造家として知られる、ロベルト・チプレッソ氏を醸造コンサルタントとして迎え、マウリツィオ・デ・シモーネとの息の合ったワイン造りで、最高品質のタウラージを造ります。

・・・・・・ロベルト・チプレッソ(Robert Cipresso)について
「若き天才醸造家」として、その名イタリア国内に留まらず、世界中のワイン愛好家が注目する次世代のエノロゴです。彼は1963年、バッサーノ・デル・グラッパ生まれ。醸造学を就学中にブルネロ・ディ・モンタルチーノに魅せられ、学業を終えてた後、1986年からモンタルチーノのカーゼ・バッセやポッジョ・アンティコなどの有名ワイナリーでの醸造経験を持ちます。翌年にはチャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナの醸造を手がけますが、その卓越した技術が産むブルネッロは早くも注目の的となり専門誌、テレビなどで大きく紹介されます。その後、彼の目はブルネッロ・ディ・モンタルチーノだけでなく、イタリア各地の土着品種を使ったワインにも向けられ、とりわけカンパーニャのタウラージの醸造にはブルネッロ同様、特別熱心に取り組みました。その一つがカンティネ・ロナルドです。1992年にはモンタルチーノの中心に小さいながらも自身のワイナリー、ファットリア・ラ・フィオリータを持ち、彼の経験と技術が余すことなく活かされます。そして1997年、醸造家としての最高の栄誉である“イタリア最優秀エノロゴ”の栄冠を手にし、2000年には“キリスト教1000年祭”において、ローマ法王にワインを献上するという偉業も成し遂げています。
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