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フランス・ブルゴーニュ > ドメーヌ・プリューレ・ロック > ヴォーヌ・ロマネ・レ・クルー [2005]赤 ドメーヌ・プリューレ・ロック
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ヴォーヌ・ロマネ・レ・クルー [2005]赤 ドメーヌ・プリューレ・ロック


<フランス・ブルゴーニュ>
1989年に設立されたNSGに本拠を構える比較的新しいドメーヌでありながら一気にプレミアが付くほどになったドメーヌ。当主のアンリ・フレデリック・ロック氏はあのマダム・ルロワの甥っ子、アンリ・ルロワ氏の孫にあたり、1992年からDRCの共同経営者にもなっていいます。

ロック氏は古文書を研究し700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、今ではビオ系ワインの代表格の1人となっている。ロック氏曰く、これは「微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理との調和を目指した栽培方法だ」と言っています。
 また、ラベルに描かれている独特のロゴはエジプトのある古文書に由来している。左側にある緑色の包丁を立てたような模様はブドウの木、下に描かれている3つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、その下の黄色い楕円は人を表しているという。 自然(神)と人間の両方の力によってワインを作り出すというロック氏の考えが窺えます


「ワインの品質の8割はブドウで決まる!」という考えのもと、最高のブドウを作るべく肥料にも有機肥料をわずかに使い除草剤、化学肥料なども一切使用しないという有機無農薬栽培を実践し、収穫は全て手摘みによって行われ厳しい選果を経て醸造へと回されます。


醸造に関してもまさに自然で伝統的手法を頑なに貫いている。
収穫したブドウは選果をした後に房をそのまま丸ごと発酵槽に入れる。そして発酵は木樽を使い全て自然酵母のみを用いて行っている。また、醸しは今なお人の足でブドウを潰して行うという古来からのワイン作りにこだわり、澱引きもせずノン・フィルターで瓶詰めをする。

 さらに驚くべきことにこの間、酸化防止剤のSO2も一切添加しないというまさに伝統的な手法を厳格なまでに貫いている。(SO2は醸造の過程で自然と発生して来ることもあるのでワインの中身に全く入っている可能性が無いというわけではない。あくまでもここでは添加はしていないということ)
また、熟成に使用する樽の材木は、ロック氏が共同経営者にもなっているロマネ・コンティ社が50年以上も前に伐採前の木を買い付けてあったものを協同で使用している物も多いらしい。











 
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・コルヴェについて
ドメーヌ プリューレ・ロックが単独所有するモノポールでロック氏が一番愛している畑でもあります。 2002年ヴィンテージからクロ・デ・コルヴェをファースト(クロ・デ・コルヴェと表記)・セカンド(1erと表記)・サード(‘1’と表記)的な位置付けの3つのワインに分けてリリースをし始めました。これらは全て100%クロ・デ・コルヴェの畑から取れたブドウを使っているため、実際には全てプルミエ・クリュを名乗ることが出来ます。実際に現地で販売されている物のバック・ラベルには全て1er Cruとの表記があります。
 
2003年ヴィンテージに関しても3つに分けて出すことが決まっており、今後もクロ・デ・コルヴェ(ファースト)の品質を守るために続けていく方向で考えているらしい。
この3段階に分ける選別はまず畑の区画によって2つに分けられる。若木の多い区画(とは言え平均樹齢25〜30年なのだが)の物は‘1’となり、平均樹齢55〜60年の区画の物は収穫時にクロ・デ・コルヴェと1erに分けられる。そのため理論上は今後数年で全体に占める‘クロ・デ・コルヴェ’と‘1er’の割合が徐々に増え‘1’が減っていくようです。新樽使用の比率はクロ・デ・コルヴェは100%、1erで50%、‘1’はゼロ。しかし、ロック氏は「大切なのはブドウ!ブドウの質や選別で全ては決まる!」といいます。


1999年、2000年はフィリップ・パカレが醸造をしているます。ワインはオレンジがかった明るいルビー色。果実味が豊か。熟したベリー系の果実を想わせます。個性豊かなワインです。今飲み頃、寿命も長そうです


商品番号 Mf07-11-10-014
商品名 ヴォーヌ・ロマネ・レ・クルー [2005]赤 ドメーヌ・プリューレ・ロック
定価
販売価格 8,379円
税別価格 7,980円
配送タイプ ドライ便〔ヤマトまたはJPゆうパック〕
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